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オープンフレームプロジェクトについて

更新 2022年8月16日

プロジェクト概要
 

 オープンフレームプロジェクトは、多種多様なオリジナルデザインの可動ロボットをお客様に提供することを目的としたプロジェクトです。ロボマニアックスはその実現に向け、キネティックフレーム(可動素体)の3Dモデルデータをデベロッパー向けに無償で公開しています。

 デベロッパーとして本プロジェクトに参加いただく個人、法人の方々は、公開された3Dモデルを活用してキネティックフレーム用のシェル(外装パーツ)を自由にデザイン・モデリングして、販売することが可能です。

 お客様は、デベロッパーが提供する多彩なシェルの中から気に入ったものをチョイスし、キネティックフレームに取り付けることで、オリジナルデザインの可動ロボットを組み上げることができます。

FAQ

# プロジェクト全般について

# シェルのモデリングについて

# シェルのアップロードについて

# シェルの販売について

# 著作権について

# プロジェクト全般について

 

Q:オープンフレームプロジェクトに参加するにはどうすればいいですか?

A:ロボマニアックスが運営するシェル着せ替えサイト「ヴァーチャルハンガー」にユーザー登録することで、本プロジェクトに参加できます。

Q:オープンフレームプロジェクトに参加するには費用ががかりますか?

A:いいえ、費用はかかりません。

Q:オープンフレームプロジェクトにデベロッパーとして参加した場合、報酬はもらえるですのか?

A:ロボマニアックスからの報酬はありませんが、デベロッパー自身でシェルを販売し収益化することができます。

Q:オープンフレームプロジェクトのデベロッパーは、具体的に何をするのですか?

A:キネティックフレームに取付けるシェルをモデリングして、その3Dモデルデータ(シェルデータといいます)をヴァーチャルハンガーにアップロードしてください。

Q:オープンフレームプロジェクトにデベロッパーとして参加したが、シェルデータを1つもアップロードしない場合、ペナルティがありますか?

A:いいえ、ペナルティはありません。

Q:シェルのデザインやモデリングの方針、アップロード時期や販売時期についてデベロッパーとロボマニアックスの間で打ち合わせを行うことはありますか?

A:いいえ、ありません。どのようなシェルをデザイン、モデリングしていつ頃アップロード、販売するかはデベロッパーに委ねられます。

Q:オープンフレームプロジェクトから抜けるにはどうすればいいですか?

A:ヴァーチャルハンガーの利用登録を解除することで、オープンフレームプロジェクトから抜けることができます。

Q:オープンフレームプロジェクトはいつまで続くのですか?

A:プロジェクトは無期限ですが、諸所の事情で終了することになった場合は、終了の1か月前までにWebサイト等を通じてデベロッパーに告知いたします。

# シェルのモデリングについて

Q:ダミーフレームとは何ですか?

A:キネティックフレーム(可動素体)の3Dモデリングデータです。キネティックフレームに取り付けるためのシェルをモデリングするデベロッパー向けに無償で提供されます。デベロッパーはダミーフレームを活用することで、キネティックフレームの寸法やネジ穴の位置、シェルを取り付けた際の干渉具合などを確認することができます。

 ダミーフレームにフィットするようモデリングされたシェルデータが正確に立体化された場合、キネティックフレームの実物にもフィットすることが保証されます。ダミーフレームはOBJ形式で提供されます。

Q:ダミーフレームはどこからダウンロードできますか?

A:ヴァーチャルハンガーの [ Frame Download ] ボタンをクリックするとダウンロードできます。

Q:ダミーフレームのファイルフォーマットは何ですか?

A:ダミーフレームのファイルフォーマットは OBJ形式(.objファイル)です。

Q:シェルのモデリングに推奨する3Dモデリングソフトはありますか?

A:特にありませんが、ダミーフレームのファイル形式が OBJ形式(.objファイル)なので、OBJ形式のファイルをインポートできる3Dモデリングソフトが必要です。また、ヴァーチャルハンガーにアップロードできるシェルデータのファイル形式が STL形式(.stlファイル)のみであるため、STL形式のファイルをエクスポートできる3Dモデリングソフトが必要です。

Q:OBJ形式以外のダミーフレームはありますか?

A:現時点ではOBJ形式のみですが、デベロッパーからご要望の多いファイル形式については提供を検討いたします。

Q:シェルの1部分だけ(例えば頭のパーツだけ)をモデリングしてヴァーチャルハンガーにアップロードしてもいいですか?

A:原則、全身のすべてのシェル一式を1つの STLファイルにまとめてからヴァーチャルハンガーにアップロードしてください。   

   以下の27パーツが一式となります。

  { 頭, 頭飾り, 顔, 胸, 背中, 腰前, 腰後, 腰左, 腰右, 肩左, 肩右, 上腕左, 上腕右, 前腕左, 前腕右, 手甲左, 手甲右, モモ左, モモ右, ヒザ左, ヒザ右, スネ左, スネ右, 足首左, 足首右, ツマ先左, ツマ先右 }

ただし、デザインの一環として一部のパーツを省略することは許可されます(例えば、頭部のデザインにおいて頭飾りを使わない場合や、腕部のデザインにおいて上腕のフレームを露出させる場合などは、当該パーツを含まない状態を一式とすることができます)。

Q:シェルとキネティックフレームはどのように固定するのですか?

A:キネティックフレームに設けられたφ2mmのネジ穴(シェルマウントといいます)にM2サイズのネジで固定します。

Q:シェルを固定するためのネジ自体をモデリングする必要がありますか?

A:いいえ、ネジ自体のモデルデータ(ネジデータといいます)を作成する必要はありません。ただし、ネジ穴はシェルにモデリングする必要があります。

Q:シェルとキネティックフレームをネジ止め以外の方法で固定してもいいですか?

A:原則、ネジ止め以外の方法でシェルを固定することはできません。

Q:シェルを固定するネジ穴はモデリングする必要がありますか?

A:はい、モデリングが必要です。

Q:シェルを固定するネジ穴の直径は、何mmが推奨ですか?

A:φ2.5mmが推奨値です。

Q:シェルを固定するネジ頭の座面の直径は、何mmが推奨ですか?

A:φ4.0mmが推奨値です。

Q:シェルの肉厚は、何mmが推奨ですか?

A:1.5mm~2.5mmが推奨値です。

Q:シェルデータとダミーフレームが「フィットしている」というのはどういう状態ですか?

A:シェルデータを所望の取付位置に配置した際に以下の条件をすべて満たす場合、シェルデータとダミーフレームが「フィットしている」といいます。

 ・シェルデータとダミーフレームがシェルマウント以外の場所で接触していない。  

 ・シェルデータのネジ穴とシェルマウントが平行である。  

 ・シェルデータのネジ穴を通して、シェルマウント全体が見える。  

 ・シェルを固定するネジ頭の座面から、それを取付けるシェルマウントまでの距離が48mm以下である。

Q:シェルをエクスポートする際の座標系やフォーマットはどうすればいいですか?

A:頭頂部方向をY軸の正方向、正面方向をZ軸の正方向となるようにエクスポートしてください。

フォーマットはSTL方式でエクスポートしてください。。

  

Q:シェル自体に可動部を設けてもいいですか?

A:はい、問題ありません。

Q:現在ヴァーチャルハンガーからダウンロードできるダミーフレームは素立ち状態なので、色々なポーズをとらせた際にシェル同士が干渉しないか気になります。

A:素立ち状態のダミーフレームの他に、すべての関節をフルレンジまで可動させた「立ち膝」状態のダミーフレームを提供予定ですので、関節可動時のシェルの干渉チェックにご利用ください。 将来的にはダミーフレームにリギングし、ヴァーチャルハンガー上で様々なポーズをとらせてシェルの干渉をチェックできるようにする計画ですが、実現はもう少し先になりそうです。

Q:武器をモデリングしてヴァーチャルハンガーにアップロードしてもいいですか?

A:武器のモデリングと販売は本プロジェクトの次のステップで予定されていますが、現時点では許可されていません。   現状のヴァーチャルハンガーでは、あるデベロッパーがモデリングしたシェルと、別のデベロッパーがモデリングした武器が干渉せずにキネティックフレームに取り付けられることを保証できないためです。

# シェルのアップロードについて

Q:シェルデータはどこからアップロードするのですか?

A:ヴァーチャルハンガーの [ Shell Upload ] ボタンをクリックするとアップロードできます。

Q:ヴァーチャルハンガーにアップロードするシェルデータの容量やフォーマットに制限はありますか?

A:あります。シェルデータのファイルサイズは30メガバイト以下、ファイルフォーマットはSTL形式としてください。

Q:ヴァーチャルハンガーにシェルデータをアップロードする際、ダミーフレームも一緒にアップロードするのですか?

A:いいえ、ダミーフレームはアップロード不要です。シェルデータとダミーフレームがフィットしていることを確認後、シェルデータとネジデータのみをアップロードしてください。

Q:ヴァーチャルハンガーにアップロードしたシェルデータはすぐに掲載されますか?

A:いいえ、アップロードされたシェルデータはロボマニアックスによる審査後にヴァーチャルハンガーに掲載されます。審査の結果、修正をお願いすることもあります。

Q:ヴァーチャルハンガーにシェルデータをアップロードする際のファイル名はどうすればいいですか?

A:ファイルに関する命名規則はありませんので、任意のファイル名としてください。

# シェルの販売について

Q:ソリッドシェルとは何ですか?

A:ソリッドシェルは、シェルデータをもとに3Dプリンタやその他の手法で造形された実体としてのシェルです。

Q:シェルの販売主体はデベロッパーですか?ロボマニアックスですか?

A:シェルの販売主体はデベロッパーです。

Q:シェルの販売にあたり、デベロッパーは何を用意すればいいですか?

A:以下をご用意ください。

 

 (1)シェルデータ

   シェルデータはヴァーチャルハンガーに掲載され、お客様がWeb上でシェルの着せ替えをする際に使用されます。

 (2)ネジデータ

ネジデータはヴァーチャルハンガーに掲載され、お客様が当該シェルを購入し、キネティックフレームに固定する際に必要となるネジの長さと本数を示します。

 (3)ソリッドシェル

ソリッドシェルはお客様にお届けする製品です。ソリッドシェルの製造方法はデベロッパーに委ねられます。

3Dプリントしたシェルを前もって真空注型や射出成型で量産してから販売してもいいですし、DMM.makeのクリエイターズマーケットのように注文があってからオンデマンドで3Dプリントして販売しても構いません。

 (4)ショップ

ヴァーチャルハンガー内で気に入ったシェルを見つけたお客様が、そのシェルを購入する場所です。

現状のヴァーチャルハンガーにはショッピング機能がありませんので、デベロッパーが用意したショップにリンクを張ってお客様を誘導するところまでがヴァーチャルハンガーの役割となります。

ショップはデベロッパーが運営する独自のWebサイト内に用意してもいいですし、DMM.makeのクリエイターズマーケット等への出品という形で用意しても構いません。

リンク先の例) https://make.dmm.com/item/1433984/

なお、ワンダーフェスティバル等のリアルイベント会場で販売を行う場合はデベロッパー(ディーラー)のブースがショップとなります。

Q:ソリッドシェルを造形するにあたって推奨する素材はありますか?

A:特にありません。素材の選定はデベロッパーに委ねられます。

Q:販売するソリッドシェルには着色が必要ですか?

A:販売するソリッドシェルに着色するかどうかはデベロッパーに委ねられます。

Q:シェルの販売時に、ロボマニアックスが手数料をとることはありますか?

A:現状においては手数料をとることはありません。将来的にヴァーチャルハンガーの中で、受注、決済、造形、配送等の管理を行うようになった場合は、その管理費用を手数料としてとる可能性があります。

# 著作権について

Q:デベロッパー自身が著作権を持たないキャラクターを模してシェルをモデリングし、ヴァーチャルハンガーにアップロードするとどうなりますか?

A:著作権を侵害するシェルデータがヴァーチャルハンガーにアップロードされた場合、審査不合格となり掲載されません。シェルデータがヴァーチャルハンガーに掲載された後に著作権の侵害が判明した場合は、掲載を取りやめます。なお、著作権の侵害にかかる損害の賠償等については、権利者とデベロッパー間で解決するものとします。

Q:著作権者から当日版権の許諾を受けている場合、ワンダーフェスティバル等のイベント会場でソリッドシェルを販売してもいいですか?

A:著作権者が許諾していれば問題ありません。

お問い合わせ

  

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